
ドロヘドロ Season2
制作:MAPPA
あらすじ
作品情報
- 原作
- 漫画・林田球(小学館「ゲッサン」刊)
- 放送時期
- 2026年 春クール
- アニメ制作
- MAPPA
- 製作
- 「ドロヘドロ Season2」製作委員会
- 公式サイト
- 公式サイトを見る →
- 公式X
- @dorohedoro
配信
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キャスト
スタッフ
OP / ED
ゼッタイMUST断面/ (K)NoW_NAME
Return トゥ 頭(ヘッド)/ (K)NoW_NAME
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レビュー一覧(1件)
およそ6年ぶりとなる『ドロヘドロ』のSeason2。混沌という言葉をそのまま映像化したような本作は、Season1からとても好きな作品だ。 汚く、おぞましく、それでいてなぜか綺麗に感じられる作画。いい意味で混沌とした声優陣の演技。不協和音のようでありながら、不思議と作品になじむ楽曲。そのすべてが合わさり、最初から最後までジェットコースターに乗せられているような感覚を味わえた。 グロテスクな描写や荒廃した街並みが多いが、ただ汚く描いているわけではない。背景や小物、キャラクターの表情まで丁寧に作り込まれており、この世界にしかない独特の美しさを生み出している。猥雑さと芸術性が同居した映像は、まさに『ドロヘドロ』ならではだと思う。 ストーリーの進行は複雑で、一度見ただけでは分かりづらい部分も多い。しかし、物語の大きな目的自体は最初から明示されている。そのゴールへ向かう過程で、さまざまな人物の思惑や過去、因縁が折り重なり、少しずつ物語の全体像が見えてくる構成になっている。 今作では、特に十字目陣営と煙陣営、それぞれの視点が交互に描かれる構成が印象的だった。別々の場所で進んでいた出来事が少しずつ近づき、やがて交差する演出が気持ちいい。誰が味方で誰が敵なのかを単純に分けられず、どちらの陣営にも感情移入できる点も本作の面白さだ。 登場人物も世界観に負けないほど濃く、常識外れの言動が次々と飛び出す。声優陣の演技にも一般的な作品とは異なる荒々しさや勢いがあり、この混沌とした世界をさらに盛り上げていた。 一見すると何もかもが無秩序で、勢いだけで突き進んでいるようにも見える。しかし、その実、作り手は複雑な物語や大量の情報を丁寧に整理し、計算して映像へ落とし込んでいる。カオスに見えて、そのカオス自体が緻密に作られている作品だった。 物語はまだ終わらず、多くの謎や因縁が残されている。この先、複雑に絡み合った物語がどのような結末を迎えるのか。Season3にも大いに期待したい。
