
自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。
制作:葦プロダクション
あらすじ
優秀すぎて人生イージーモードの王太子セシルはある日、宰相の娘バーティア嬢と婚約することになる。「セシル殿下! 私は悪役令嬢ですの!!」。開口一番そう言い放ったバーティアには前世の記憶があり、『乙女ゲーム』なるものの『悪役令嬢』なのだという。 そんな彼女の目的は、どこに出しても恥ずかしくない立派な悪役令嬢になって『攻略対象』であるセシルに婚約破棄されること。 そのために日夜様々な悪事を企むバーティアだが、ぽんこつな言動と優しい性格から空回りばかり。けれど、彼女には悪役令嬢として絶対に「ギャフン!」されなくてはいけない事情があるようで……。婚約者殿は、一流の悪の華を目指して迷走中?
作品情報
- 原作
- Web小説・しき(アルファポリス刊)/漫画:蓮見ナツメ
- 放送時期
- 2026年 春クール
- アニメ制作
- 葦プロダクション
- 製作
- バーティア様を愛でる会
- 公式サイト
- 公式サイトを見る →
配信
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TV放送
TOKYO MX
月曜日 22:00〜 ・ 4月6日放送開始
元表記:4月6日(月)より毎週月22:00〜
BS11
火曜日 00:00〜 ・ 4月7日放送開始
元表記:4月6日(月)より毎週月24:00〜
サンテレビ
火曜日 00:00〜 ・ 4月7日放送開始
元表記:4月6日(月)より毎週月24:00〜
キャスト
スタッフ
OP / ED
ラフレア/ 宮川愛李
Magic/ RLOEVO
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レビュー一覧(1件)
ジャンルとしては、よくある悪役令嬢もの。しかし、悪役令嬢本人ではなく、その婚約者であるセシルの視点から描かれる点が面白い。 セシルは何でも完璧にこなせてしまうがゆえに、世界のすべてをつまらないと感じている子供。そんな彼が、自称悪役令嬢のバーティアと出会い、少しずつ楽しそうな表情を見せるようになっていく。一方のバーティアは、悪役令嬢としての役目を忠実に果たそうと奮闘するものの、その行動はことごとく空回りしてしまう。この二人の対照的な関係性が、本作の大きな魅力だった。 作画は全体的にキラキラとしていて、華やかで綺麗。キャラクターや衣装なども丁寧に描写されており、作品の雰囲気によく合っていた。 声優陣の演技も好印象。バーティア役の富田美憂さんは、明るくハツラツとした演技がキャラクターにぴったりで、見ているだけで楽しい気分になれた。セシル役の小林裕介さんは、個人的には叫ぶタイプのキャラクターを演じている印象が強かったが、こうした物静かで冷静な役柄も自然にこなしており、新鮮に感じた。 シナリオは最初から最後まで一貫しており、バーティアは悪役令嬢になりきろうと頑張り、セシルはそんな彼女の行動を面白がりながら見守っている。この変わらない関係性が心地よく、二人のやり取りを安心して楽しむことができた。 また、本来のヒロインであるヒローニアの存在も印象に残った。彼女もゲームのシナリオに沿って幸せになろうとするが、バーティアと同じように空回りを続けてしまう。物語上では邪魔な存在に見える一方で、事情を考えるとかわいそうにも思える。そのため単純に嫌いになることができず、最終的には彼女のことも応援している自分がいた。 設定自体は王道ながら、セシルとバーティアの関係性や、単なる敵役では終わらないヒローニアの描き方が魅力的。最後まで気持ちよく楽しめる、丁寧に作られた悪役令嬢作品だった。
